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他者の気持ちに寄り添おうとする小1の男の子の1日

やまぴー

2023年1月6日


(書き起こし)

木舎ラジオ、やまぴーです。12月に入って連続しての森のようちえんと自由ながっこうの開催を始めて2日目になってます。


1日目は岡山県赤磐市の吉井川河川敷で、2日目はその河川敷の見える場所でもあるのかな。ちょっと上に上がった是里っていうところでやりました。


昨日ですね、1日目たくさん来ていただいてですね、小学生の子が2人。後からもう1人、あ、その子は年長さんか、来年度小学生ですね。


で、年少さんの2人ですかね。5人でしたね。


今日は年少さん2人と小学校1年生の男の子でした。

見学で1歳児のね、女の子の方も来ていただいて、初めてお会いしたりとかできたんで、また新鮮な感じで始まってますね。


今日はその2日間の保育の中で色々感じたことを振り返ってみたいなと思います。



フリースクールの子どもたちのアイデアのおもしろさ


1日目の昨日に関して言うと、小学校2年生と小学校3年生の遊びがとても面白かったので、そこはなんだろうな。フリースクールの醍醐味っていうんですかね。

どんどんどんどんこう自分たちのアイデアを形にしていく姿に感動しました。

まあ、2年生の子はうちの娘で、先週の金曜日に公立の小学校に何ヶ月ぶりかな。8か月ぶりにあの小学校に行って、僕と一緒に登校して給食の時間をお弁当食べて、5時間目を受けてみたっていうことをやってみて。


で、次の週の月曜日、私は授業を受ける、受けたいんだっていう風なことを言ってて。でも朝になってみたら私はやっぱり昼から出たいんだって言ったんですね。


母親の方はもう準備をしてて、もうここまで来てるんだから、まあ行ってみたらと言ってたら、朝出る車の中で以前のフリースクールで一緒に遊び友達だった仲間のその3年生。今現在3年生の男の子ですけども、連絡があって、木舎に遊びに行きたいって言ってるって連絡をくれたんですね。


こっちとしては学校に行くべきかっていうところだったんですけども、本当はね、昼から出たいとか、行きたい、行きたくないが葛藤してる中なんで彼女の選択を待ってっていうとこはあったんですけども、友達がせっかく来てくれて、楽しくなく帰ってしまうのも目に見えたので、『ごめん、今日は休んで』みたいな感じで娘にお願いして、ちょっと友達来るから言ったら喜んで『えー』とか言いながら『来るのか、しょうがないな』って、ちょっと嬉しそうにしながら学校行くのやめましたね。


で、2人でその河川敷で遊んでたのが最初はあのカラスウリっていうんですね、なんか、赤い実がなって、なんていうんですかね、渋柿みたいな細長い感じの赤くなった実がツルの先にぶら下がっているやつですね。


それを見つけて河川敷の竹の藪の中にそれを見つけたんですけども、それを取ろうとしてノコギリを貸してっていうことでノコギリを貸してあげたら道をつけ始めて、秘密の通路みたいなものができたねっていう感じになって。そしたら、ここを秘密基地にしようって言い出していろんなものを、例えば草のね、刈った干し草みたいになったやつのものを運び込んでそれをソファーにするとか、ここはテーブルにしてとか。


切った竹を並べて、また床にして、それをなんとか部屋って言ったかな。何部屋っていってな。キッチンって言ってましたかね。キッチンにしてとか、なんかどんどん夢が広がったり、やりたいことが深まった感じで。大人を呼んでみたり、ようちえん児を呼んでみたりして、どうぞって招待したりしてやっていきましたね。


まあ、子どもの時のその秘密基地作りの体験って、いつまでもなんていうか、夢持ってワクワクしてたなっていうのを僕でも覚えてるので彼らにとってみたら大事な経験になったんじゃないかなって思うし、そういった創造性を膨らませながら、自分のやりたいことをやれるっていう時期ってそんなにたくさんの時間、本当はないかなと思うんで、それをこう生き生きとやってる姿っていうのは素敵だなっていう風に本当に本当に思いました。


例えね、フリースクールじゃなくてもできたらいいなと思うんです。別にどこの体験でもできたらいいんだろうなと思うような体験ですね。


小学校低学年はごっこ遊びで他者の気持ちを知る

さて、今日1日過ごした中で小学校1年生のその子春から不登校になってる子なんです。


ようちえんの時は森のようちえんを体験して、まあ森のようちえんから家で過ごすことが多かったのかな、その後。


で、1年生で学校に入ってみたんだけども、自分にはどうしても合わないっていう感じになったのかな。不登校になってしまっている状態です。


家でお父さん、お母さんにね、相手してもらったりしてもらえなかったりするのかな。

お姉さんもいて、お姉さんもフリースクール通ったりしてますけども学校にい行ったり行けなかったりっていう感じですね。


で、今日の年少さんであるうちの息子と女の子との3人で遊んでて、その3人は初めてではないですけども、そんなにたくさん遊んでる関係性でもないですね。


で、男の子は割と乗ってくると、小1の男の子ですね。乗ってくると戦いごっこ系になってくる。で、今日なんか是里っていうとこですけども、シート引いたりとかしてやってたら、そのシートが滑るシートとかやってると、その滑りながら、そんでバーンって押したら、バタって倒れるみたいなことをやってたんですけど、割と年少さんの男の子に対しては強めに押しちゃってるんですね。


で、うちの子は押されてバーンって倒れて、もう笑ってる感じなんで、まだいけるけど、でも、ちょっときついかもなって思って、周りから見てる大人としてはやめなさいではなくて、ちょっとなんかきついんじゃないって不安げな声とかね、かけてたんですけども。


何度かやってるうちに、案の定ちょっときつすぎたパンチみたいなのを食らっちゃって、うちの子がううーって泣いたりとかしてて、ちょっと痛かったみたいだね、ちょっと怖かったみたいだよねっていう風な。


まあ、遊びでやってたからわざと痛めつけようというか、意地悪したわけじゃないんだろうけども、変な感じで最初の方は遊びがあって。


それまでも何度か会ってる仲間でもあるので、ワイワイはしゃいでる時もあれば、うまくいかない時もあればっていう感じで。下の子と遊ぶっていうのが慣れてるっていうよりは、加減がちょっとわからなくて強くなりがちっていうところはあったんです。


彼も戸惑ってるっていうのかな、上の人と遊ぶっていうのはよくあるんですけども、下の子と遊ぶっていうのはなかなか慣れてなかったんでしょうね。


そうすると、お昼過ぎだったかな。ご飯食べてからの遊びが、なんか彼の中でよく起きるのがそのストーリーが出てきて、今回ゲームだったんですけども。そのゲームの中ではステージがあってとか、レベルがアップみたいなのがあったり、ラスボスが出てくるみたいな。それの中でこう戦うっていうのがあって、効果音が口から『ブシューッ』とか『バシッ』とか出るんですけど、午前中の遊びの中ではほんとにパンチを繰り出してたんですけど、午後からのやつはそのパンチっていうのが『ブシッ、バシッ』って口で言って、相手、まあ年少さんの男の子や女の子からのパンチっていうのは自ら受けてラスボスはやられて、『ブシャー』とか言いながら倒れて、バターンってなるっていうことをやって遊んでたんですね。


これはなんていうのか、うん、最初はなんかまた始まったかなっていう感じで見てたら、自ら倒れ役を遊び始める。倒れるとその受けるんですね。年少さんの男の子と女の子に受けて、うわーみたいな感じで受けてて、うわーラスボスだとか言いながら『ブシュー』倒れる、うわーラスボスまた倒れたみたいな。こうやったらやられるんだよ、こうやったら強いんだよとか言いながら、いろんな仕切ってはいるんだけど、結局自分は倒れ役をやってみんなに受けてるっていうことを楽しみ始めた。その倒れるっていうことが笑いに変わる、面白いに変わる。自分は倒れてしまう自分が勝つのではなくて、負けるっていうところに周りを喜ばせる力があるっていうこと(に気付き始めて)を彼がやり始めた時に、それをまた真似する年少さんの男の子と女の子がいて、『ブシュ』とか『バサッ』とか倒れるっていうことを真似して、それ笑って、みんなが面白いなって思うっていうのをやり始めたんですね。


で、これは大人が3人見てたんですけども、なんかこうハッてしましたね。


この変わり方、遊び方の変わり方、それまでものすごく乱暴にっていうのが本当にこう戦うっていうことやってきてたのが、戦うふり、そのゲームだっていう感覚。その演技の中で楽しむっていう風に変わったなっていうのがちょっと初めて経験したんですけども。


他者との関わりの中で自己肯定感は育まれる


うまく遊べてるなと思って、そして、遠くへ走ってっちゃったんですね、その後。


ハッて気づいたら、見えないとこまで行ってるわと思って後を追いかけた先に待ってたのが、年少さんの男の子と女の子は秘密基地にいてっていう場所、茂みって言うんですかね。


植栽のあるところのちょっと隠れたところで、小学校1年生の男の子は入れてあげないって言われてる状況が起きてたんですね。


あら、さっきとだいぶ状況が違うぞって。うちの息子は怒ってるんですね。来るな!みたいな感じで。

で、何度かそのやり取りがあった後に小学生の男の子の方は1人離れてっちゃって、お母さんに車のキーをもらって車の中で自分のおもちゃを遊び始めちゃったんです。


僕はその中に入ってっていうんですかね、何か嫌なことがあったのかなと思ったので、年少の男の子と女の子になんか嫌なことがあったの?っていう話を聞いたら、秘密基地に入ってほしくなかったっていう話をして。そうか、話して入ってほしくなかったのになんで入ってほしくなかったのかなって聞いたら、入ってほしくなかったから。っていうことで、ちょっとよくわからなかった。


で、車の中に入っちゃった小学校1年生の男の子に事情を聞くんだけども、今度は(年少の友達は)僕のことを嫌いだからっていう話をするんですね、僕とは遊びたくないんだ、嫌いだからみたいな感じですかね。うん。


で、そうなんかそう思うんだね。うん、あなたはそんな風に思うんだね。


やまぴーから見るとそうは見えなかったんだけどなっていう風に言ってたんですけども、彼はまあ元気なくなって。お味噌汁もできたからご飯食べに行こうよ。みたいなことを声かけしてたんですけど、寒いから嫌だって、お腹も空いてないっていうような、もうがっかりした感じですね。意気消沈して。


今遊んでる持ってるおもちゃについて色々説明してくれたんで、そうか、そうかって聞いてた。で、さっきのね、言った、僕のことは嫌いだと思うからっていう言葉を聞いて、そう思うんかって、なんかあったんじゃないかな。


なんか、理由があって入れてあげないとかってなったんじゃないの?って、うん、、、っていう。

じゃあ、ちょっとやまぴーは(年少の友だちに)聞いてみるわ、なんか嫌いになったように見える、何か理由があったんじゃないかなと思うんだけどって言って、ちょっと待っててねってちょっと離れたとこにいる(年少の)2人に声をかけたら、、一緒に遊べないかなって、(小一の男の子は)なんか寂しそうなんだけど、なんか嫌なことがあった?って聞いたら、(その場所には)遊具がちょこっとあるんですけど、その遊具の何々か取り合いみたいなのがあったのかな。


もう一瞬だったですけどね、そういうことがあったみたいで。そうか、そうか、そういうのが嫌だったんだなって。


また小1の車の中にいる男の子のとこまで行って、話を聞いてこんな風に言ってたよって言ったら、何か彼の中で納得したのかな。


うん、ちょっと僕はその辺伝わったのか伝わってないかわからないんですけども、こんなふうに言ってたよ。うん。


(遊具の)馬に乗りたかった、車に乗りたかった。遊具があるんですけど、車と馬とアヒルの遊具の3つの誰それさんがこれ乗りたくて、誰それさんがこれ乗りたくて、こうじゃなかったからっていうことを言ったら、彼の中で何か納得したのかな。


そっから車から出てくるようになって、また会話が始まったですね。


ご飯食べるところでも、ご飯食べる前に焼き芋してたんですけど、焼き芋を食べ初めて子どもたちが、『どう元気になった?』って、その小1の男の子が、あの年少さんの男の子に声をかけたら、年少の男の子の方が『うん』って笑ったんですね。


で、また仲良くなってまた遊びが始まったっていう感じになってました。

次の遊びでご飯食べた後だったと思うんですけど、キャリアっていうんすかね。車がついた荷物運べるやつ、あれに乗りたいって言って、みんなその3人がそこに乗って、ガラガラ大人が引いてっていうことで、やまぴーが引いてガラガラ遊ぶっていうやつをしてたですね。


結構3人でなんだろう、割とよく遊んでました。

小1の男の子なんかね、本当に年少さんの口調に合わせた感じで、『何々したんちゅねー』みたいな感じの、言葉遣いすら小1がなくなって年少さんの感じになってやってたら、「駅が来ました」って、駅ってベンチですけども、ベンチのところでみんなが降りるって言って。


(略)( ここでまた3人でトラブルがあった)

「もう僕のことは嫌いなんだ」って言ってとぼとぼ歩き始めて、向こうに行っちゃったんですね。

うん、多分ね、(彼は)こんなに頑張ってね、年少さんに好かれるっていうのかな。


僕、多分仲間に友達になりたくて頑張ったんだよっていう気持ちがあったんだと思うんですよね。

それを断られちゃったっていう感じになったので、悲しかったのかな、すごい悲しかったんだろうね。

うん、結構ね年少さんの方の気持ちは聞いてみたんですけど、彼らとしてはそんなに深い意味はなかったみたいなところがあったんですね。


でも寂しそうだよっていう感じで言ってて、彼離れて行っちゃったんですけども、僕はそこは彼には声をかけずにちょっと待ってました。待ってたら何回か戻ってきたんですよ。2回戻ってきてで、3回目だったかな。


ちょっと長い間ね、誰もこううまく回らない感じがあったんですけど、『ちょっと時間も遅くなってきたので電車が出発します。乗りたい方いましいらっしゃいませんか』って言って、なんかもう問題なんか今もうないかのように声をかけてみたりしたら、『乗ります』と年少の男の子と女の子が言って乗り始めて、ちょっと遠くにいるその小学校1年生の男の子に『出発しますよー、そちらに行きまーす』って言って、ガダガダガダ。


男の子は言いましたね、『みんな乗っていいの?』って言ったら、『うん、いいよ』って年少の女の子が言って、そしたら、小学生1年生の男の子はそれに対して『なんか僕が乗ったらあんまり嬉しくないような感じの声に聞こえるんだけど』っていう風に言ったんですね。


おお、なんかすごい質問だなと思って、ちょっと僕はドキドキしました。


で、その女の子はじっと黙ってたんで、僕の方が『どうなんか乗ってほしくない?乗りたいって言ってるのはどうかな?』って言ったら『乗っていいよ』って、もう1回はっきりと言いましたね。


そうしたら、小学校1年生の男の子の方は納得したのかな。うん、確かそん時はそのさっきの言葉みたいな、乗ってほしくないんじゃないの。っていうようなことじゃなくて、納得したっていう感じで、じゃあ乗ろうって言って乗ったような気がしますね。うん、乗ってましたね。


で、その後ニコニコして、また3人で乗ってました。


気持ちを語ることの大切さ

話は少し遡りますけれども、

車の中で小一の男の子は僕は好かれてはいないんだっていう話をしてくれて、その他にもたくさんのことを僕に話してくれたんですよね。


自分の(ここにはいない)友達の話をしてくれましたね。

僕が大好きな友達と喧嘩することもあるんだと、仲良くなったりもできる。で、うちの息子とはそうはなりたくないのかもしれないね。仲良くなるっていうのが難しいのかもしれないねって彼は言ったりしましたね。


で、もう1つは僕は好きじゃない男の子もいる友達がいる。その子は本当は好きじゃないわけじゃないんだけど、遊ぶのは好きなんだけど、いつも殴ってくるんだ。だから、僕はその子とは遊びたくないんだっていう風な気持ちを話してくれました。


彼も、聞くとやっぱりすごく深い話をしてくれるなってそん時に思ったのと、そのさっきの僕のことが本当は乗ってほしくないんじゃないっていうように声が聞こえたんだけどって言ったかな、そんな声に聞こえたんだけどっていうのは言ったかな。


そういう人の気持ちはこうなんじゃないか、自分のことはこう思われてるんじゃないかっていう気持ちをちゃんと口に出せるっていうところが僕はちょっと感動したし、

そうだ。お母さんにこんなふうに言われたっていうのもありましたね。


うん、「僕は乱暴者だからってお母さんに言われる」っていうことを言ってたかな。

なんか深い話、お母さんとのやり取りの話でも、深い話をしてくれたなっていうのは思ったですね。


結構車のところで聞いてた話、深かったなっていうのを本当にシェアしたいなと思ったんですけど、今僕の中でなかなかこう整理できてないなっていうのはありますが、彼の思っている自分に対する価値観って言うんですかね、肯定観みたいなものをいろんな友達との間でやり取りの中でこんなふうに決めているんだなっていう風に感じさせてもらって、それを僕に教えてくれたっていうのが僕は嬉しかったことの1つでした。


まあ、長いこと実は彼とは付き合いがあって、(でも)時々しか合わないんですけども、自分の気持ちっていうのをたくさんこんなふうに喋ってもらったのは初めてだったので、そういうね、成長できてるっていうかな。


僕もそうやって向き合って寄り添って聞いていくっていう時間もなかなか持ててなかったんだなっていうのも思いますし、ちゃんと聞こうと思ったこちらの態度に対して彼も話そうと思ったっていう感じで語ってくれた彼の姿勢っていうんですかね。本当に率直な言葉っていうのは僕にとっては嬉しかったです。


まあ、彼の中で今日1日の中でもね、僕の中でっていうんですかね。わかんないですけど。


成長してる感じっていうのが見られてこう勇気を出してる感じとか。乗り越えた感じとか。うコミュニケーションを深く取ろうという感じとか。合わせてみようとか。共感してみるとか。

なんかたくさんのことを彼の中で起こしてたなって思いました。


車の中でおもちゃでずっと遊んでる姿を見た時はちょっとこう、このままもしかしてお母さんと帰るっていう風になるかもしれないなあ、そうだと、ちょっとせっかくね来てもらって、遠くから来てもらってるのに僕は何もできなかったなっていう思いが出てくるだろうなって思って、ちょっと悲しくなってたんですけども、彼が最後まで本当に下の子と遊んでる姿を見たのはとても嬉しかったし、また遊べるといいなって思ってます。


はい、また長くなってしまいましたね。あの、いつも長い時間お付き合いいただきまして、ありがとうございます。

今日の木舎ラジオはこれで終わりたいと思います。

ありがとうございました。

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